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外国人労働者、雇用理由は「労働力不足の解消・緩和」が最多/厚労省

  • 執筆者の写真: 里絵 渡邉
    里絵 渡邉
  • 9月4日
  • 読了時間: 1分

厚生労働省は8月29日、2024年「外国人雇用実態調査」の結果を公表した。雇用保険被保険者数5人以上かつ外国人労働者を1人以上雇用する事業所のうち有効回答を得た3,623事業所、1万1,568人について集計している。

外国人労働者数は約182万人、在留資格別にみると「専門的・技術的分野」38.9%、「身分に基づくもの」27.6%、「技能実習」20.2%となっている。外国人労働者の雇用理由(複数回答)は、「労働力不足の解消・緩和」が最多の69.0%、次いで「日本人と同等・それ以上の活躍を期待」が54.7%。雇用上の課題(複数回答)は「日本語力等のためコミュニケーションが取りにくい」が最多の43.9%。次いで「在留資格申請等の事務負担が面倒・煩雑」が24.7%だった。(事業所調査)

国籍・地域別では、ベトナムが32.4%と最も多く、次いで中国(香港、マカオ含む)14.7%、フィリピン10.5%となっている。前居住地が日本以外の場合、85.0%が「紹介会社・個人からの紹介等」で入職しており、入国までの費用総額は「20万円以上40万円未満」22.6%、「20万円未満」18.6%、「40万円以上60万円未満」14.5%。

「就労上のトラブル」は「なし」86.9%だが、「あり」の者のトラブルの内容は、「紹介会社(送出し機関含む)の費用が高かった」18.6%、「どこに相談すればよいかわからなかった」14.9%、「事前の説明以上に高い日本語能力を求められた」8.8%など。(労働者調査)

 
 
 

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