厚生労働省は、愛知県内での開催をめざしている2028年技能五輪国際大会の招致基本計画を公表した。競技会場は愛知県国際展示場(常滑市)とし、同年11月16~19日に開催。開会式は同15日、閉会式は同20日に愛知国際アリーナ(名古屋市)で実施する。競技職種は62職種で、世界65カ国・地域から約1700人の参加を見込む。
大会の名称は「第49回技能五輪国際大会(日本・愛知大会)」で、英文名は「WorldSkills Aichi2028」。開催テーマに「『技能』がつなぐ、持続可能な未来」を掲げている。同大会を通じて、人への投資の重要性を国内外にアピールする狙い。環境負荷低減に努め、世界的なSDGsへの取組みに貢献する「コンパクトでサステナブルな大会」をめざすとした。
技能五輪国際大会は、原則2年に1度の開催。直近での日本開催は、コロナ禍により参加国ごとの分散開催となった22年の第46回特別大会を除けば、07年の第39回大会(静岡)。
労働新聞社『労働新聞』 令和6年5月27日第3450号1面 掲載記事より
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