厚生労働省は、令和2年3月に大学を卒業した新規大卒就職者の離職状況を取りまとめた。就職後3年以内の離職率が32.3%に上っている。前年3月卒業者の3年離職率に比べて0.8ポイント上昇した。
事業所規模が小さいほど離職率が高い傾向にあり、5~29人規模で49.6%、5人未満で54.1%に達した。
業種別では宿泊業・飲食サービス業が51.4%で最も高く、生活関連サービス業・娯楽業48.0%、教育・学習支援業46.0%と続く。最も低いのは、電気・ガス・熱供給・水道業で10.5%。
労働新聞社『労働新聞』 令和5年11月6日第3423号1面 掲載記事より
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