top of page
検索

令和6年度 介護保険料率は1.6%の予定 協会けんぽ

  • 執筆者の写真: 里絵 渡邉
    里絵 渡邉
  • 2024年2月1日
  • 読了時間: 1分

 全国健康保険協会は、令和6年度の政府予算案を踏まえた来年度の収支見込みを公表した。それによると、6年度の介護保険料率は今年度から0.22ポイント減少し、1.60%になる予定としている。減少の要因について協会けんぽは、4年度納付分に、多額の精算(戻り分)が生じたためと分析した。戻り分は1837億円に上る。

 医療分の収支見込みでは、収入が11兆4127億円、支出が11兆1044億円で3083億円の黒字になるとした。支出のうち、前期高齢者納付金は5年度の1兆5321億円から2422億円減少し、1兆2899億円となった。減少の理由は被用者保険の保険者ごとの納付額の算定方法の変更にある。法改正により6年度から、報酬水準を加味する総報酬割が3分の1導入されることとなっている。

 収支を単年度で均衡させた場合の均衡保険料率は9.70%だった。


労働新聞社『労働新聞』 令和6年1月22日第3433号2面 掲載記事より

 
 
 

最新記事

すべて表示
4月からの主な制度変更/厚労省

厚生労働省は4月からの主な制度変更についてHPで広報している。雇用・労働関係では、子の出生後の一定期間内に両親がともに14日以上の育児休業を取得した場合に、既存の育児休業給付と合わせて休業開始前の手取り10割相当を支給する「出生後休業支援給付金」や、子が2歳未満の期間に時短...

 
 
 
2025年春季賃金交渉の大手集中回答を踏まえて政労使が意見交換/政府

政府は12日、2025年春季労使交渉の集中回答日にあたり「政労使の意見交換」を開催した。首相は、多くの企業で高水準の回答が見られたとの経団連会長の報告について、「賃上げと投資が牽引する成長型経済」実現の機運の高まりが実を結んできているとの考えを示した。中小企業団体からの、労...

 
 
 
職場における熱中症対策の強化、労働安全衛生規則の改正省令案要綱を答申/労政審

労働政策審議会は12日、労働安全衛生規則の一部を改正する省令案要綱について、妥当と答申した。 熱中症を生ずるおそれのある作業を行う際に、(1)熱中症の自覚症状がある作業者や熱中症のおそれのある作業者が生じた場合の報告体制、(2)作業からの離脱や必要に応じた医師の診察等の悪化...

 
 
 

Comentários


  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

©2021 by あだち社会保険労務士事務所。Wix.com で作成されました。

bottom of page