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令和6年度 介護保険料率は1.6%の予定 協会けんぽ

  • 執筆者の写真: 里絵 渡邉
    里絵 渡邉
  • 2024年2月1日
  • 読了時間: 1分

 全国健康保険協会は、令和6年度の政府予算案を踏まえた来年度の収支見込みを公表した。それによると、6年度の介護保険料率は今年度から0.22ポイント減少し、1.60%になる予定としている。減少の要因について協会けんぽは、4年度納付分に、多額の精算(戻り分)が生じたためと分析した。戻り分は1837億円に上る。

 医療分の収支見込みでは、収入が11兆4127億円、支出が11兆1044億円で3083億円の黒字になるとした。支出のうち、前期高齢者納付金は5年度の1兆5321億円から2422億円減少し、1兆2899億円となった。減少の理由は被用者保険の保険者ごとの納付額の算定方法の変更にある。法改正により6年度から、報酬水準を加味する総報酬割が3分の1導入されることとなっている。

 収支を単年度で均衡させた場合の均衡保険料率は9.70%だった。


労働新聞社『労働新聞』 令和6年1月22日第3433号2面 掲載記事より

 
 
 

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