top of page
検索
執筆者の写真里絵 渡邉

上限規制の研修実施へ 会員間で対策討論 全国社労士会・総会

 全国社会保険労務士会連合会(大野実会長)は6月28日、パレスホテル東京(東京都千代田区)で総会を開き、今年度の事業計画を承認した。

 時間外労働の上限規制が適用された建設業や自動車運転業務への対応に関して、会員向けの研修を実施する。社労士からそれぞれの業種特有の課題を募って議論し、解決策を検討するとした。

 同連合会は昨年度にも、時間外労働削減への対策などを実務的に解説する動画を作成している。今年度は対面形式で研修を行い、講師の講義だけではなく、社労士同士で議論を交わす機会を設けるとした。

 大野会長は、「事業計画は、社労士業務を通じて『人を大切にする企業づくり』から、『人を大切にする社会』の実現へ、というメッセージを強く打ち出した」と話した。


労働新聞社『労働新聞』 令和6年7月15日第3457号3面 掲載記事より

閲覧数:3回0件のコメント

最新記事

すべて表示

「立ち作業」の負担軽減対策、取組事例を掲載/厚労省ホームページ

厚生労働省はホームページで「立ち作業の負担軽減対策の取組事例紹介」を掲載している。 持続的に立ち姿勢で作業を行う「立ち作業」は、「工場のライン作業」や「スーパーの会計作業」、「工事現場における交通誘導作業」など様々な場面で見られる。立ち作業に伴う足腰の負担を軽減するために、...

労務費の価格転嫁のための施策等について議論/新しい資本主義実現会議

政府は10月30日、「新しい資本主義実現会議」を開催し、新しい資本主義の推進の重点施策(案)について議論した。議論を踏まえて首相は、「賃上げ環境の整備」を第一にあげ、「労務費の価格転嫁を徹底するため、各業界における実態調査とその結果に基づく改善を年末までに完了させる」、「不...

フリーランス新法の施行に伴いガイドラインを改定/公取委・厚労省など

フリーランス新法の2024年11月1日施行に伴い、政府は、「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」(2021年3月策定)を改定した。法施行に合わせて構成を整理し、新法と関係政令等の内容を追加している。フリーランスに業務委託する事業者に求められる事...

Comments


bottom of page